「稼げるスキルを身につけたい」
「会社を辞めてフリーランスになりたい」
あなたも一度は考えたことがありますか?
最近では、高収入で自由度の高い働き方を目指せるエンジニアを目指して、
プログラミングを勉強する人が増えています。
目指す理由はいずれにせよ、エンジニアという職業は、人生を豊かなものにしてくれます。
しかし、エンジニアは決して気軽に目指せるものではありません。
ましてやプログラミングの基礎の学習も始めず、スクールの広告を鵜呑みにして
勢いで会社を辞めるなんてもってのほかです。
もしエンジニアを目指すのであれば、まずはエンジニアという職業について知る
必要があります。
そこで今回は
・エンジニアという職業のデメリット
・エンジニアという職業のメリット
・エンジニアになって人生を変えた人
について現役プログラミング講師の私がお話しします。
エンジニアを目指すかどうかに関わらず、今回ご紹介する内容を知っているだけでも、
あなたにキャリアを考える上で役立つはずです。
ぜひ最後までお読みください!
エンジニアという職業のデメリット
最近では憧れる人も多いエンジニア。
しかし、エンジニアを目指すには、いくつもの壁を乗り越えなければなりません。
即金性が無いため継続力が求められる
副業やフリーランスを目指して勉強を始める人が多いプログラミングですが、すぐに収入を得ることができないというデメリットがあります。
理由はシンプルで、仕事ができるスキルレベルに到達するまでに時間がかかるからです。
例えば、ライターであれば、日本語の読み書きができれば、
すぐに仕事を獲得することも可能です。
一方でエンジニアの場合は、プログラミング言語やその概念、環境構築など、
学ぶべきことが数多くあります。
しかもただ知識を覚えれば良いというものでもなく、知識を実践の中で応用することが
前提になってくるため、開発の経験も必要になってきます。
スキルと経験を身につけると、早い人だと3ヶ月ほどでようやく仕事を獲得したり
転職活動を始めることができます。
こう聞くと、エンジニアは賢くて優秀な人だけがなれる職業に思われるかもしれません。
しかし、エンジニアを目指す上で何より必要になってくるのは
「継続して学習と経験を積むこと」です。
例えると車の運転と同じで、始めは隣の座席に教官が座っていないと
ままならない状態でも、1年も経てば誰でも1人で運転ができるようになっている
はずです。
エンジニアも同じ理屈で、継続して学習と経験を積むことができれば
誰でも目指すことが可能であると言えます。
挫折率が高い
エンジニアになるには「継続して学習と経験を積むこと」が大切だとお伝えしましたが、
実はそれが非常に難しかったりします。
プログラミングは難解な言語や概念が多く、最初から完全に理解できるものでは
ありません。
しかし、特に勉強が得意な人ほど、完全に理解してから進めようとしがちです。
結果として学習の進捗ペースも遅くなり、モチベーションの低下や挫折に繋がります。
また、プログラミングではエラーが頻発するのですが、独学で勉強する初心者にとっては、解決するのが困難であることが多いです。
実際に私も、今ならすぐに解決できることで1ヶ月以上も悩んだことがあります。
このように継続して学習することが難しく思えるプログラミングですが、
挫折を防ぐためにも、相談できるメンターをつけたり、一緒に学習できる仲間がいる
コミュニティに入るのが一番おすすめです。
自分一人で悩むよりも遥かに効率的かつ最短ルートでエンジニアへの道を歩むことができます。
実際に私は学生の時に、自社開発企業のインターンに参加し、プロのエンジニアがいる
環境で実践経験を積みました。
行き詰まった時もエンジニアにすぐに質問できたからこそ、爆速で成長できたのだと
思っています。
ただ、その中で辛い経験もたくさんしました。
まず始めに壁にぶつかったことは、上司が何を言っているのかすら
分からなかったことです。
会社での経験だけではあまりにも知識が不足していたため、毎日8時間働いた後は、
家に帰り5時間勉強しました。
分からないことを一つでも潰そうと、とにかく必死でした。
そんな日々を半年ほど続けると、ようやくプログラミングへの理解が進み、
自分は何を作りたいのか、何をするべきなのかが見えてくるレベルになった
という感覚です。
インターン後は自らアプリ開発に取り組んだり他のインターンに参加したりなど
実践経験を積み重ねてきましたが、その都度わからないことの壁にぶつかり、
何度も心が折れそうになりました。
このようにプログラミングの学習には終わりがありません。
ただし、壁を乗り越える度に新しいことができるようになり、
実力がどんどん磨かれていきます。
これがエンジニアという職業です。
エンジニアという職業のメリット
エンジニアに憧れてプログラミングを勉強する人が増えてきているものの、
それだけ挫折する人が多いのもまた事実。
学習を継続するためにも、目標を明確にすることが大切です。
ここからは、エンジニアという職業のメリットを紹介します。
エンジニアの需要増&高収入
エンジニアは、IT技術の発展やその専門性の高さから、とても希少価値の高い存在です。
AIの進歩などもあり需要は今後も伸び続けることが予想されています。
2030年には、なんと約79万人のIT人材が不足するとも言われています。
これだけ需要と供給のバランスが崩れているため、当然、収入は高くなるのです。
厚生労働省の調査によると、ITエンジニアの平均年収は550.8万円となっており、
日本人の平均年収である454.5万円を大きく超えています。
しかもこれは企業に勤めるエンジニアのデータであるため、
その先のフリーランスやディレクターを目指せば、年収1000万円を超えることも
夢ではありません。I
IT業界は実力主義の世界でもあるため、収入に限界はないとも言えます。
エンジニアは時間あたりの収入が結果としてとても良いので、
金銭的にも時間的にも自由度が高い人が多いですね。
AIに淘汰される可能性が低い
最近ではAIの発展により、人の仕事が奪われていくという話を耳にしたことがある方も
多いのではないでしょうか。
エンジニアもまた技術が進歩すれば必要なくなるのではないかと危惧する人も
いるのですが、結論、エンジニアの仕事がAIに奪われる可能性は限りなく低いです。
なぜならAIが得意としているのは、膨大なデータに基づく判断が必要な分野だからです。
例えば事務的な仕事の多くは、まさにAIの得意分野ですし、最近では囲碁の
アルファゴーがプロ棋士に勝利したのも記憶に新しいですね。
過去の膨大な対局データの中から最適な手を打ち出すAIに、人ではもう太刀打ち
できないのかもしれません。
一方でエンジニアはどうでしょうか。
一見、機械的な仕事に思えるかもしれませんが、プログラムを入力するだけが
エンジニアの仕事ではありません。
人の役に立つ仕組みを構築することも必要であり、これには創造力が求められます。
AIはあくまでコンピュータなので、人のような創造性までは持ち合わせていません。
エンジニアはプログラミングという手段を用いた、極めてクリエイティブな職業であるため、将来性も高いと言えます。
柔軟な働き方が可能
エンジニアはパソコン1台あれば仕事ができるため、働く場所を選ばないのが
大きな魅力です。
今、終息の兆しが見えない新型コロナウイルスの影響で、在宅ワークが注目され
始めていますよね。
外を出歩くことすらリスクになる今でも、満員電車に乗って出社しなければいけない
会社員もたくさんいます。
そんな中でも、エンジニアは基本的に在宅での仕事が可能であるため、
今の時代にも適応していると言えます。
ウォンテッドリーの調査によると、在宅勤務率の高い職業として、
マーケティング職につぐ2位にエンジニアがランクインしています。
また、フリーランスのエンジニアの中には、好きなカフェや旅行先など様々な場所で
働く「ノマドワーカー」と呼ばれる人も増えてきています。
特に会社の煩わしい人間関係が苦手な人にとっては、自分のペースで好きな場所で
仕事ができるなんて憧れますよね。
エンジニアになる夢を叶えた受講生
最後に、私のオンラインサロン「私立探求学園」の受講生の一人である
Nanakaさんという女性を紹介させてください。
Nanakaさんはフリーランスエンジニアを職業としており、現在は自らのスキルで
イギリスへの移住&国際結婚を叶えるという夢に向けて奮闘されています。
すごい話ですよね。
そんな充実した日々を送っているNanakaさんも、昨年までは普通の大学生でした。
母子家庭で育ったNanakaさんは、幼い頃から周りでいざこざも多く、
自分の居場所や家族のあり方について悩んでいたそうです。
大学受験にも二度失敗。
卒業後に就職した会社は、いわゆるブラック企業だったこともあり、
フリーランスとして生きることを決意されました。
その後は、私立探求学園でプログラミング学習を開始。
私もただプログラミングを教えるだけでなく、人生をどうしていきたいのか、
目標達成に向けて何が必要なのかを明確にしながら、共に夢に向かって歩んでいきました。
Nanakaさんは、大晦日の年越しまでプログラミングの学習を続けるほど、
探求学園の中でも人一倍に努力をした結果、新卒で入社したブラック企業を5ヶ月で
退職し、晴れてフリーランスエンジニアになることができました。
会社員時代は19万円だった月収も、フリーランスエンジニアになってからは45万円と、
倍以上の収入を得ることができ、金銭的にも精神的にも自由度の高い生活を
手に入れることができたのです。
コンプレックスの塊であったNanakaさんは、エンジニアという職業のスキルに、
そして夢を応援しあえる仲間と出会えた探求学園に、自分の居場所を見つけることが
できたと嬉しそうに話してくださいました。
私はこれからもNanakaさんの夢と挑戦を応援し続けます。
さいごに
今回はエンジニアという職業について、私自身や受講生の経験談なども混えながら
ご紹介しました。
プログラミング学習で挫折する人が多いのも事実ですが、正しい学習方法と環境を
用意すれば、高収入で自由度の高い働き方を目指せる夢のある職業です。
ご紹介した内容を知っているだけでも、あなたはエンジニア入門者として、かなり優位にあると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで読んで下さったエンジニアへの関心度が高いあなたの感想を頂けると、とても嬉しいです