Android勉強会のめざすところ

目標は何?

皆さん、こんにちは。

本日よりAndroid勉強会を始めたいと思います。

全4回(予定)で、約1ヶ月間の学習期間となりますが、これからよろしくお願いします!^^

このAndroid勉強会の最終目標は下記の通りで、最後までしっかり勉強を進めて頂ければ、こんなメリットがあります。

  • 未経験でも、簡単なAndroidアプリを作れるようになる
  • 今流行りの、Kotlinを使えるようになる
  • 実務でほぼ必ず使われるツール「Android Studio」を扱えるようになる

ちなみに、本講座でKotlinを用いてAndroidアプリを学ぶのは、
①Androidアプリは世界のスマートフォン市場で7割超という圧倒的なシェアを誇っている
②Androidの開発元であるGoogleが、Kotlinを推奨言語とすると発表した

という理由があるからです。

つくるアプリは?

この勉強会を通して、以下のアプリを製作します。

Android開発の基礎を学べば、この「プロフィール表示アプリ」を簡単に作れるようになります!

本勉強会では、全4回で、このアプリを作っていただくことになります。

『スマホアプリもJavaもやったことがないから難しいかも…』と感じるかもしれませんが、このアプリはほとんどがAndroidStudioの基本操作を使って作られているため、事前知識ゼロからでも十分習得できます!

したがって、本勉強会の大部分はAndroidStudioの基本操作を学び、アプリ開発の流れに慣れることに重きを置いております。Java, Kotlinの文法については、アプリ開発に必要な最低限の知識だけをお伝えします。

ここをご覧になっている多くの方は、Laravel や Railsを用いてWebサービスを製作したご経験がおかりかと存じます。スマホアプリが作れるようになると、エンジニアとしてのキャリアの幅が非常に大きく広がります。

勉強会終了時までに、皆様が「Androidアプリ開発の流れを大まかに理解する」状態になっていただきたいと思っています。

学習前に必要な知識は?

本勉強会に参加していただく上で、AndroidアプリやJava, Kotlinなどの事前知識は不要です。

ただし、言語はなんでも構わないので、プログラミングの基礎(変数の定義や型、条件分岐など)をある程度勉強していただくようお願いいたいします。

Java, Kotlinの文法も勉強会でご説明しますが、上記の基礎知識をお持ちのほうが理解がスムーズになるからです。

AndroidアプリとiOSアプリの違い

世の中にあるスマートフォンのほとんどはAndroid, またはiOSが搭載されています。今回はAndroidアプリ開発を学んでいきますが、AndroidとiOSの違いを事前にご紹介します。

まず、シェア率についてのご紹介です。

2020年4月時点 全世界におけるスマートフォンOSシェア率
出典: statconter (https://gs.statcounter.com/)

日本ではiOSのシェアが6割ほどありますが、このグラフから分かる通り、世界では現在Androidのシェアが圧倒的に高いです。

次に、開発者目線でAndroidとiOSの違いを見ていきましょう。

AndroidiOS
開発ツールAndroid Studio
※WindowsでもMacでもOK
Xcode
※Macのみ対応
言語Java, KotlinSwift
公開に必要な費用25ドル(初期費用のみ)99ドル(毎年更新)
対応するハードウェアApple製品以外iPhone, iPad 等のApple製品

Windows, Macどちらでも開発ができ、公開に必要な費用も安いことから、Androidアプリの方が比較的開発のハードルが低いということがわかります。

世界シェアが高く、開発ハードルの低いAndroidアプリを一緒に開発していきましょう!

Android Studioを準備しよう

Android Studio とは

学習環境は、Android StudioというIDE(統合開発環境)を使います。

統合開発環境を使えば、開発に必要なライブラリはあらかじめ用意されており、プログラムの実行や結果確認をするためのツールも最初から既に導入されています。
特に、Android Studioは Androidアプリ開発環境の標準となっており、開発に必要なツールがすべて備わっています。予測変換もバッチリで、コードを書く手間も大幅に削減できます。

実際の開発現場でも使われているので、
「Androidアプリを開発する方は必ずAndroid Studioを使っている
と言っても過言ではありません。

Android Studioを使って、実務レベルの開発環境を体験してみましょう。

Android Studioをインストールしよう

では、Android Studioをダウンロードしてインストールしましょう。

※この手順はMacの場合の手順です。Windowsをお使いの方がいらしたら、本勉強会で別途フォローいたします。

まずは、下記ダウンロードページにアクセスします。
Android Studio ダウンロード
https://developer.android.com/studio

そこからDOWNLOAD ANDROID STUDIOをクリックしてダウンロードを開始してください。ダウンロードされたファイル(android-studio-########.dmg)をダブルクリックして展開し、インストールして下さい。

Android Studio の初期設定

インストール後、表示された手順に従って初期設定を行っていくのですが、選択画面がいくつかあるので以下で説明します。
※これ以降は、MacもWindowsも同じ手順です。
※設定の途中で、PCのパスワードを求められたりセキュリティ設定を変更するよう要求されるので、指示通りに設定してください。

Android Studio の設定をインポートするかどうかの選択画面。"Do not import settings" をクリック。

改善のためのデータ送信をするかどうかの選択画面。どちらでも構わないのでお好きな方をクリック。

インストールタイプの選択画面。"Standard"を選択。

UIテーマ(開発環境の見た目)の選択画面。黒い画面が好きか、白い画面が好きか、お好きな方を選択。

Android Studio のWelcome画面の右下部、Configure → SDK Manager をクリック。

インストールされているバージョンを確認。本資料執筆時点では、Android 10.0(Q)

右下の "Show Package Details" にチェックを入れる。インストールされているバージョンの "Google APIs Intel x86 Atom_64 System Image"を選択し、OKをクリック。
※お使いのPCが64ビットでない場合、"Google ... x86 Atom System..." を選択

これ以降は、表示されたダイアログに従って進めれば、初期設定が完了します。

Hello Worldを表示させよう!

ここまででAndroid Studioの初期設定が完了しました。

次に、Androidアプリ開発の手始めとして、"Hello world" を表示するアプリを作ってみましょう。

目標物の確認

Android Studio 内でエミュレータ(PC上に作る仮想スマホ)を立ち上げ、そこでアプリを起動します。

プロジェクトの作成

Androidアプリ開発では、アプリごとにプロジェクトを作成します。したがって今回もプロジェクトを作成するところから始めます。

プロジェクト情報の入力

Welcome画面から Start a new Android Studio project を選択します。

Select a Project Template画面にて、Empty Activityを選択肢、Nextをクリックします。

その後、以下のような画面が表示されます。

この画面では、プロジェクト名、保存場所、言語、最小バージョンを選択します。

Name(プロジェクト名)からLanguage(言語)までは、今回はそのままで構いません。今後別のアプリ(プロジェクト)を作る際、アプリごとに適切な名前と言語を設定していきましょう。

Minimum SDKは、API21: Android 5.0 (Lollipop)を選択します。
この設定は、アプリを使うことができるAndroidバージョンを決めるためのものです。
この設定により、今から作成するアプリは Android5.0 以上のバージョンなら動かすことができるようになります。
※ Help me choose をクリックすると、バージョン毎のシェアを確認できます。設定の参考にしてください。

最後にFinishをクリックすると、プロジェクトの設定が終わり、開発環境の画面が表示されます。

アプリ実行

上記手順をたどってプロジェクトを作れば、"Hello World"を表示させる機能は実はすでに実装された状態になります。
最後に、このアプリを実行してみましょう。実行するためには、

  • Androidスマホ実機
  • AVD(Android Virtual Device:Android Studio 内で立ち上げるエミュレータ)

のいずれかが必要です。実機をお持ちでない方に合わせて、今回はAVDで実行します。

AVDの設定

Android Studio の右上にあるアイコンをクリックし、AVD Managerを起動します。

AVD ManagerでAVDを新たに作成します。 "Create Virtual Device..." ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

ハードウェア(スマホ本体)の選択画面です。今回はNexus 5Xを使って解説します。選択したらNextをクリックします。

システムイメージの選択画面です。ここでは、AVDを動かすのに必要な機能を導入します。Androidのバージョン(API level)を選択しますが、プロジェクトの作成の章で設定した、Minimum SDK のバージョン以上を選択します。

Release Nameの列、該当するバージョンの行のDownloadリンクをクリックし、システムイメージをダウンロードします。Downloadが表示されていない場合は、すでにダウンロード済なので、ダウンロード作業は不要です。

ダウンロードが終わったら、バージョンを選択してNextを押します。

すると、ここまでで設定したAVDの情報を確認できます。今回は特別な設定はしないので、このままFinishを押します。

今作成したAVDがリストに表示されます。今回はAVDの設定をこれ以上しないので、この画面はこのまま閉じてください。

AVDの起動

Android Studioの右上のアイコンをクリックし、アプリを実行します。先程設定したAVDが自動起動し、AVD上でアプリが実行されます。

プログラムのビルドやAVD立ち上げなどに少々時間がかかります。進行状況はAndroid Studio下部にリアルタイムで表示されます。

そして、目標物の確認の章に載せた画像のように、AVD上に "Hello world" が表示されていれば成功です!

おわりに

今回は、Androidアプリ開発における環境構築についてご説明しました。

次回からは、本格的にアプリ開発をしていきます!

残り3回を通して、Androidアプリ開発の流れを学んでいきましょう。

次回の内容はこちら

今回の勉強会はここまでです。お疲れ様でした!

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